遍路国往還記

朝日新聞出版
早坂暁　

• 価格: 1,708円（本体1,553円＋税）
• 発行年月: 1994年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784022566690

内容情報

[BOOKデータベースより]

生死と再生を求め、四国を往還する“人生の遍路”たち。その姿を間近に見続けてきた『夢千代日記』の著者が、空海、龍馬、山頭火など四国ゆかりの１００人に想いを寄せて描く、人間の生と夢と死。

日本の鎖国の扉を叩いた一漁師　ジョン万次郎
松山には子規という文学の産婆がいた　夏目漱石
漂泊の俳人、小豆島に果てる　尾崎放哉
女性を愛し徳島の土となるポルトガル詩人　モラエス
田舎天才から江戸の“ミケランジェロ”へ　平賀源内
病床で泣き叫びながら俳句革命　正岡子規
姉は命かけて、弟を脱藩させた　坂本龍馬
六百億円を蕩尽したバロン、徳島に眠る　薩摩治郎八
ライト兄弟より早く、夢の翼を飛ばす　二宮忠八
長崎の混血児は女医となった　おらんだ・おイネ
“経済の龍馬”となった男　岩崎弥太郎〔ほか〕