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- 花と火の帝 上
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- 価格
- 713円(本体648円+税)
- 発行年月
- 1993年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784061854956
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
江戸時代初期、徳川の基礎固めの時代の話。徳川と皇室の静かな戦いを八瀬童子の流れをくむ主人公を通して痛快なお話として描かれ、おもしろい(えん/男性/30代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
小生、隆慶一郎さんの小説が大好きで、隆さんの絶筆となった本作品は、最後まで読みたかったという思いもあり、紹介した次第です。これは、2代将軍徳川秀忠の時代に、後水尾天皇が将軍の娘を皇后とすることを余儀なくされ、「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ天皇の隠密らの力を借りて、徳川幕府に対抗するという物語。学校の歴史の授業では、当時の天皇は完全に脇役扱いであり、その天皇を中心に据えたストーリーという面でも興味深く、かつ、隆さんらしい、スケールの大きなお話です。(たーちゃん/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
後水尾天皇は十六歳の若さで即位するが、徳川幕府の圧力で二代将軍秀忠の娘、和子を皇后とすることを余儀なくされる。「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ岩介ら“天皇の隠密”とともに、帝は権力に屈せず、自由を求めて、幕府の強大な権力と闘う決意をする…。著者の絶筆となった、構想宏大な伝奇ロマン大作。