日本古代史叢説

慶應義塾大学出版会
村山光一　

• 価格: 2,990円（本体2,718円＋税）
• 発行年月: 1992年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784766405156

内容情報

[BOOKデータベースより]

班田収授制の前段階としての「アカチダ」制について
規品官制について
百姓懇田収公に関する基礎的考察―規定の有無をめぐって
余戸についての覚書―戸令為里条集解を中心に
老残条の成立
古代土地売券分析の新規点
平安中・後期における中小氏族の在地動向―河内国美努氏を中心に
東大寺封戸と「弘仁格」―官家功徳分の位置付けをめぐって
「帰化人」という用語の妥当性について
違勅罪の処断をめぐる二系統の解釈

[日販商品データベースより]

日本古代史上の重要な問題を論ずる10論文を掲載した論文集である。班田制を中心とする公地公民制や官人制、国際関係など律令国家の諸問題に関する最近の論考を収める。