- 隷従への道 改版
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全体主義と自由
The road to serfdom.東京創元社
フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク 一谷藤一郎 一谷映理子- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 1992年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784488013035
[BOOKデータベースより]
社会主義とは、独裁者への隷従に他ならぬことをつとに喝破した名著。
第1章 見捨てられた道
第2章 大きなユートピア
第3章 個人主義と集産主義
第4章 計画化の「不可避性」
第5章 計画化と民主主義
第6章 計画化と法の支配
第7章 経済統制と全体主義
第8章 だれがだれを支配するか
第9章 保障と自由
第10章 なぜ最悪なものが最高の地位を占めるか
第11章 真理の終焉
第12章 ナチズムの社会主義的根源
第13章 われわれの中の全体主義者
第14章 物質的条件と理想目的
第15章 国際秩序の展望

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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 大学在学中にゼミで、大正から昭和にかけての学生運動運動ならびに当時の社会主義者・共産主義者の研究をしていました。そんな矢先、「ベルリンの壁」が崩壊し、何とも言えない興奮を覚えたものですが、さらに大きな知的興奮を禁じえなかったのが、本書との出合いです。1944年の時点で、社会主義(共産主義)が追求する経済の計画化が必然的に独裁政治を招来し、人びとからいっさいの自由を奪うことになること、そして、人間は自己の運命を決めることのできない隷従状態にはけっして耐えられないこと――を予見していたのですから、驚きますよね。
大学在学中にゼミで、大正から昭和にかけての学生運動運動ならびに当時の社会主義者・共産主義者の研究をしていました。そんな矢先、「ベルリンの壁」が崩壊し、何とも言えない興奮を覚えたものですが、さらに大きな知的興奮を禁じえなかったのが、本書との出合いです。1944年の時点で、社会主義(共産主義)が追求する経済の計画化が必然的に独裁政治を招来し、人びとからいっさいの自由を奪うことになること、そして、人間は自己の運命を決めることのできない隷従状態にはけっして耐えられないこと――を予見していたのですから、驚きますよね。
白石泰稔/編集長 『現実を視よ』
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/11/08
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】