アントニオーニの誘惑

事物と女たち
リュミエール叢書　１２

筑摩書房
石原郁子　

• 価格: 2,456円（本体2,233円＋税）
• 発行年月: 1992年03月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784480871725

内容情報

[BOOKデータベースより]

６０年代の三部作『情事』『夜』『太陽はひとりぼっち』で静かな熱狂をまきおこしたミケランジェロ・アントニオーニ。彼の諸作品がたたえる斬新な魅力を９０年代の古在に鮮やかに甦えらせる監督論。

第１章　事物と方法（夏の光；戸外と空間；機械と乗物；群衆とまなざし；肉体のオブジェ；水のある風景と風景の前衛；若者のすべて；事物と方法あるいはアントニオーニの映画が重くない理由）
第２章　愛しきは、女（読書する女；旅する女；歩く女；笑わない女；踊る女；装いする女；わがままな女；優しい女；２人の女；愛しきは、女）