イギリスの妖精

フォークロアと文学
Ｔｈｅ　ｆａｉｒｉｅｓ　ｉｎ　ｔｒａｄｉｔｉｏｎ　ａｎｄ　ｌｉｔｅｒａｔｕｒｅ．

筑摩書房
キャサリン・メアリ・ブリッグズ　石井美樹子　山内玲子　

• 価格: 3,962円（本体3,602円＋税）
• 発行年月: 1991年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784480831101

内容情報

[BOOKデータベースより]

ときに陽気に、ときに美しく、ときに恐しく。伝承のなかにしたたかに生き、現代のファンタジーによみがえる妖精たち。民俗学・妖精学の第一人者による論考。

第１部　妖精界の住民たち（妖精の系譜；妖精の国；人間を守る妖精；忘れられた神々と自然の精；死者たちの群れ；ホブゴブリンと小鬼のインプ；巨人、妖婆、怪物；妖精の動物；妖精の植物；まとめ―イギリスの妖精たち）
第２部　妖精と人が出会うとき（人間に依存する妖精；妖精の国の時間と季節；妖精の道徳律―よい妖精悪い妖精；とりかえ子と人間の産婆；妖精の妻と妖精の恋人；妖精と出会った不思議な経験；妖精の本質とその起源）
第３部　文学のなかの妖精（１８世紀の妖精詩人；１９世紀の妖精詩人；外国からやってきた妖精たち；子どもの道徳を向上させる妖精；民俗学者と収集家；ユーモラスに描かれた妖精；気まぐれな空想から生まれた妖精；よみがえる妖精物語）