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[BOOKデータベースより]
新聞は都市のメディアである。新聞記者は都市の成立とともにどのように誕生したか。草創期の記者たちの若々しい理想は、権力・読者との力関係のなかでどのように変質・変貌したか。現代の「特性のない」記者像の源流を明治期にさぐり、豊富な資料と独自の視点で跡づける。
序 コミュニケーション史における記者
1 胎動期(江戸時代のコミュニケーションとメディア構造;維新期の記者群像―柳河春三と岸田吟香)
2 政論記者の誕生(政論ジャーナリズムの時代;投書家の時代;自由民権期の『朝野新聞』―成島柳北と末広重恭;旧幕臣記者の双曲線―成島柳北と福地源一郎;記者の官吏への転身―小松原英太郎)
3 報道記者の誕生(報道新聞の時代;『万朝報』と黒岩周六;政治家兼新聞人としての島田三郎―なぜかれはキャンペーンを『毎日新聞』で展開したのか;星亨暗殺と島田三郎;三位一体の『日本』時代―長谷川如是閑;チョウチン記者の誕生―記者の職業倫理の変遷;日本的記者クラブの形成)
結 笠信太郎の「“不遍不党”その他」