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- 歴史写真のトリック
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政治権力と情報操作
Le commissariat aux archives:les photos qui falsifient l’histoire.- 価格
- 2,670円(本体2,427円+税)
- 発行年月
- 1989年10月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784022559395
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[BOOKデータベースより]
写真の誕生とともに始まった修整・改造技術は1920年代、アヴァンギャルド運動と結びついて芸術の高みに達した。と同時に、政治の道具にもなり下がる。トリミング、切り詰め、塗り潰しによる反対派の排除、バックのぼかしと化粧直しによる個人崇拝の助長、モザイクによる歴史の書き換え、歴史教科書への映画スチールの利用、ネームのすりかえ、はては被写体からの捏造―スターリン、ムッソリーニ、ヒトラー、毛沢東、ゴトワルト、ホー・チ・ミン、金日成、サンファン、ディミートロフ、チトー、ホッジャ、カストロ、フルシチョフ、ブレジネフ、トレーズ…。情報の一元管理がいかに多くの犠牲者を生み出してきたことか。
レーニンの伝説的生涯
革命の情景
画像の頭領、ムッソリーニ
第三帝国の演出
スターリン崇拝のイコン
毛沢東伝説
《クー》からプラハの《春》まで
アジアの生活と戦闘
バルカン革命
キューバ史のだまし絵
ソ連の伝統
方法が輸出される時
謝辞
写真クレジット
解説―全体主義国家の情報操作の裏で