「聖地」荒れて

小学館
落合信彦　

• 価格: 1,175円（本体1,068円＋税）
• 発行年月: 1989年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784093793612

内容情報

[BOOKデータベースより]

第５次中東戦争は果しておきるのか。イスラエル占領地帯に潜入。謀略渦巻く世界の火薬庫・中東直撃取材を敢行。ユダヤＶＳ．アラブ３０００年抗争の歴史をさかのぼり、世界と日本を巻き込む一触即発の危機シナリオをつかんだ。書き下ろし迫真レポート。

序章　イラスエルへ（情報機関との電話；“表の取材”と“裏の取材”）
第１章　インティファーダ＝永遠の闘争（少年銃殺事件を追う；フセイン国王の陰謀；ＰＬＯメンバーは涙を流した；ガザ難民キャンプへ潜入）
第２章　憎しみの構図（アラブとユダヤ、対立の起源；国家建設への闘争；ＰＬＯ―血ぬられた歴史；中東を激変させたサダト構想；“失われた”チャンス）
第３章　瀬戸際の選択（イスラエル外務省高官に直撃；対アラブ、最悪のシナリオ；激戦地「ゴラン高原」を行く）
第４章　戦い、いまだ終わらず（政治戦略センターのＭ氏；導火線に火をつけるのはシリアだ；アンマン副長官が明かした開戦シナリオ；世界の危機と日本）