この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 訂正する力
-
価格:935円(本体850円+税)
【2023年10月発売】
- 日本の歪み
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2023年09月発売】
- まんがでわかるサピエンス全史の読み方
-
価格:990円(本体900円+税)
【2024年01月発売】
- ビッグバンからあなたまで
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2024年04月発売】
- エンジニアが知っておきたい思考の整理術
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年12月発売】
[BOOKデータベースより]
芸術体験は、生と世界状態のメタファーである。限りなく断片化された〈私〉と不確定性の上に宙吊りの〈世界〉…作品の時空には現代の生が濃密に投影される。身体を鍵として、人間と世界のダイナミックな関係の定式化をはかる哲学者が、表現行為の現場を探険する。感性と認識の固定した秩序を揺さぶり、幻想と現実、内部と外部、〈私〉と〈世界〉の境界を自在に往還する新たな世界モデルとは…。〈私〉=〈世界〉の新しい回路を求めて、現代芸術のフィールドを横断する。
身知らぬ顔
〈中間〉からの出発
場所としての自己
1 重層的現実への回路(身体・家・都市・宇宙;可能的世界への回路)
2 挑発する芸術(〈私さがし〉と〈世界さがし〉;グロテスクな現実―『さらば箱舟』;呪術的な空間―『カルメンの悲劇』;不確定性へのうながし―『去年マリエンバートで』;へだたりとしての生―『戦争は終った』;見えるものと見えないもの―『うつろひ』;批評する空間―MOCA;無重力のモニュメント―ヤマト・インターナショナル)
3 トポスとブランク(〈場所〉の可能性を求めて―アレグザンダーの学校建築;ブランクへ/ブランクから―『意味のメカニズム』)
4 新しい回路の創出(方向性と超越―神話空間の成立と非神話化;芸術の現象学のために)