未開都市トンブクツ

人類学ゼミナール　
Ｔｈｅ　ｐｒｉｍｉｔｉｖｅ　ｃｉｔｙ　ｏｆ　Ｔｉｍｂｕｃｔｏｏ．

弘文堂
ホーレス・ミッチェル・マイナー　赤阪賢　

• 価格: 7,480円（本体6,800円＋税）
• 発行年月: 1988年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784335500671

内容情報

[BOOKデータベースより]

サハラ砂漠の南に栄えた交易の要衝、トンブクツはアラブ、トゥアレグ、ソンガイの三つの民族集団で形成され、イラスム、西欧などの異質な文化の影響を次々とうけてきた。調査者の理論的偏向を意識的に回避した記述で、都市民俗の存立形態と文化変容を克明に報告した、アフリカ研究、都市人類学研究の貴重な民族誌。

第１章　トンブクツの栄光と衰退
第２章　トンブクツの住民
第３章　都市の地区
第４章　基本的な経済
第５章　イスラム
第６章　精霊、呪物、そして吸血鬼
第７章　太陰暦
第８章　親族と家族
第９章　割礼と年齢階梯
第１０章　結婚
第１１章　出産―家族の焦点
第１２章　死と来世
第１３章　葛藤のパターン
第１４章　都市の村人