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[BOOKデータベースより]
初春の祝宴に始まる村の領主館の四季の儀礼、領主と百姓が勧農と貢納の約束を交わす吉書、イエやムラの境界にかかわるカンジョウツリの呪術、村はずれの小さな霊場。中世の村に生きた人々や土着の領主たちにとって、これら祈りと呪術の世界は、いったいどのような緊密なかかわりをもって展開していたか。本書はあくまでも土着の視座からこの主題に迫ろうとする。
第1 「色部氏年中行事」の世界(「色部氏年中行事」という史料;色部氏領の景観;年中行事の様相;祝儀の贈答)
第2 吉書と在地支配(問題の所在;三カ条吉書の系譜;在地の吉書;給分帳と吉書三カ条;結び―室町幕府吉書の問題点)
第3 呪符と境界(問題の所在;巻数板;大般若経転読札)
終章―在地の霊場によせて