チェーホフ伝

Ｃｈｅｋｈｏｖ．

中央公論新社
アンリ・トロアイヤ　村上香住子　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 1987年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784120016301

内容情報

[BOOKデータベースより]

いまもなお人々の心をうつ傑作誕生の背景、社会活動と執筆生活の間での苦闘、妻オリガとの愛などを詳述する。現代においても人々の心を魅了するアントン・パーヴロヴィチ・チェーホフの生涯と精神の軌跡を、綿密に調べた資料を巧みに折り込みながら、生き生きと描く出色の伝記。

第１章　家族の環
第２章　学習と逃走
第３章　モスクワの幻惑
第４章　新しい家長
第５章　ジャーナリズムと医学
第６章　初めての成功、初めての挫折
第７章　「人生、退屈なり」
第８章　サハリン島からパリへ
第９章　領主
第１０章　メリホヴォ
第１１章　『かもめ』
第１２章　ヤルタ
第１３章　「こんにちは、僕の人生最後の１ページさん」
第１４章　書簡による愛
第１５章　「この戯曲を書くのが、どんなに辛かったか！」
第１６章　「私は死ぬ」