この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 執行 1
-
価格:770円(本体700円+税)
【2023年09月発売】
- 日本発酵紀行
-
価格:748円(本体680円+税)
【2022年11月発売】
- 極刑
-
価格:836円(本体760円+税)
【2023年02月発売】
- 中世ラテン語の辞書を編む 100年かけてやる仕事
-
価格:1,144円(本体1,040円+税)
【2023年04月発売】
- じじぃは蜜の味
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年06月発売】
[BOOKデータベースより]
本書は、変わりゆくパリをそれぞれの時代でとらえた文学作品を選び、そこに表われたパリと作品のつくり出した世界を再現し、文学のなかでのパリ旅行を試みたものである。たんなるパリ案内に終始することなく、主人公たちのパリでの生活という視点から、文学作品と、その舞台となった場所とを結びつけた。
1 『三銃士』の恋と冒険―パリの宮廷絵巻とデュマの青春
2 モリエール『人間ぎらい』の笑いと絶対王制―役者として生き、役者として死に
3 『二都物語』とフランス革命―ディッケンズの虚構と偶然
4 情念と虚飾の巷―バルザック『ゴリオ爺さん』の世界
5 花の都の『レ・ミゼラブル』―勇気と忍耐を描くユゴーの歴史劇
6 『赤と黒』の情熱と心の暗渠―スタンダールとジュリアン・ソレルの人生
7 『制作』にかける天才画家と女の執念―印象派の世界とゾラの友人たち
8 パリは『ベラミ』、ベラミは私、モーパッサン―ベル・エポックの愛欲と野望
9 散りゆく『チボー家の人々』と生き残った精神―マルタン・デュ・ガールが見たブルジョワ社会
10 失われた世代の『夜はやさし』―フィッツジェラルドとヘミングウェイのパリ
11 レマルク『凱旋門』をおおう戦雲―人間存在の証しとは