- 進化論の基盤を問う
-
目的論の歴史と復権
Die Frage wozu?東海大学出版部
ローベルト・シュペーマン ラインハルト・レーヴ 山脇直司- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 1987年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784486009696
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[BOOKデータベースより]
古代ギリシァから近代のダーウィニズムに至るまでの目的論的思考の展開・盛衰を概観し、その上で、現代の反目的論的進化論や科学論を批判し、人間の生き生きとした現実把握と調和する生命観、自然観、科学観を確立すべく、目的論的思考の復権を説く。
第1部 目的論の歴史的展開(プラトンの目的論の構想;アリストテレスの目的論的自然観;古代後期における目的論の拡大と、スコラ哲学における目的論の存在論的・神学的基礎づけ;近代初期に至るまでの目的論的思考の危機と無力化;ライプニッツとカントにおける、目的論と普遍的機械論との仲介の試み;ドイツ観念論における目的論―フィヒテ、シェリング、ヘーゲル;19世紀における自己保存目的論の徹底化と破壊―ショーペンハウアーとニーチェ)
第2部 反目的論批判と目的論の再発見(19、20世紀における反目的論の執行;反目的論主義批判;再発見された目的論)