- よあけ
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 1977年06月
- 判型
- 規格外
- ISBN
- 9784834005486
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 児童文学論
-
価格:11,000円(本体10,000円+税)
【2009年05月発売】
- 絵本論
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【1985年11月発売】
- きょうはなんのひ?
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【1979年08月発売】
- 世界のむかしばなし
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2000年10月発売】
- さてさて、きょうのおはなしは…
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2017年01月発売】

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「クリスマスに贈りたい本 2013」レビューコメント
ページを開くやいなや、吸い込まれるように本の世界に入れます。その後は、淡々と集中が進み 夜明けのタイミングで幸せな気分に浸れます。(サマーブルー/男性/50代)
-
ほんらぶキャンペーン
-
「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
静謐な世界。美しい絵に癒されます。
夜明け前の、静かな湖のほとり。木の下で眠る、おじいさんとその孫。月が湖を照らし、山は黒々とたたずんでいる。なにもかもが、ぼんやりと影になったその場所に、今、少しずつ朝が訪れようとしていた――ある湖が夜明けを迎えるまでの光景を、淡くていねいに描いた作品です。湖で眠るおじいさんと孫が、朝を待って湖に漕ぎ出す。ストーリーはそれだけで、とてもシンプル。文章もごくごく短く、ただ淡々と、湖畔の様子を語るばかり。うごくものがないあ、そよかぜさざなみがたつしだいに、ぼおっと もやがこもるそれなのに、この作品はとても雄弁です。少しずつ朝を迎えて、青くよみがえっていくその空気までもが、描きこまれているような色使い。小さな月の光に照らされた湖畔の景色からは、あたかもその静けさが、しん、と耳に響いてくるようです。夜明けの空気の冷たい感触や、しっとりとした水辺の香りまでもが感じられそうなほど。目に見えて空気の色が変わっていく中で、じっと日の出を待つときの、不思議な高揚さえ覚えます。まだ夜のあけきらないうちに、湖畔に漕ぎ出したおじいさんと男の子。ふたりを待っていたのは、朝日が湖畔の山々を明るく照らし出す、壮大な光景でした。まぶしさに思わず目を細めてしまうほどの、色鮮やかな景色がページいっぱいに広がります。夜が朝に変わった瞬間の、あのさわやかな解放感がみずみずしく迫ってきて、本物の夜明けに立ちあったかのような感嘆が、胸を満たします。どんなに言葉を尽くしても伝えられない、壮大な色彩の光景!1ページ1ページを、かみしめながら味わって読んでほしい、静かで美しい一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
よあけ
夜明け前の 静寂 おともなく しずまりかえって・・・・
絵を見つめているだけで 心が 落ち着きます
だんだん 変化していく 湖の様子
山 水に写る 山の景色と月 静寂
さざ波がたつ みずうみの姿が そよかぜに たなびきます
「わー すばらしい」
簡単の声は 私の心の叫びです
森の中にいきる こうもりや カエル そして おじいさんと孫のすがた
よあけ
静寂から 山が緑に 湖が青く 太陽が東の山から顔を出した瞬間のうつくしさ
見とれてしまいました
よあけに
中国の柳宋元の 漁翁という 詩をもとに作られた絵本です
中国の長江下りをしたときの 墨絵のような山々のすがたを思い出しました
感動
すばらしい 感動を覚えたえほんでした
ちょっと 大人向けの絵本ですね 中国の漢詩にも興味がわいてくるような そんな気持ちになれました(にぎりすしさん 60代・京都府 )
【情報提供・絵本ナビ】