- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- ビッグ・オーとの出会い
-
続ぼくを探しに
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 1982年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784061133228
[日販商品データベースより]
探しものは何ですか。ビッグ・オーに出会いましたか。
『ぼくを探しに』に続く、大人の童話Part2。
おとなを演じるのが上手な人、下手な人……。
誰もが「童心」を道連れに旅をする。
「だって角(かど)が尖ってるよ」とかけらは言う。
「角はとれて丸くなるものさ」とビッグ・オーは言う。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 精選女性随筆集 倉橋由美子
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年03月発売】
- 小説映画 なのに、千輝くんが甘すぎる。
-
価格:770円(本体700円+税)
【2023年02月発売】
- スパイ暗号クラブ 1
-
価格:990円(本体900円+税)
【2022年08月発売】
- 宝づくし
-
価格:836円(本体760円+税)
【2023年07月発売】
- 掌の読書会 桜庭一樹と読む倉橋由美子
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年12月発売】
この「ビッグ・オーとの出会い」を、以前「ぼくを探しに」の続編として読んだ時に、とても違和感を持ったのですが、村上春樹さんの新訳を読んだ後に再読して合点がいきました。
二つの作品の主人公は別の個性なのです。
しかも「かけら」は、まるの破片なんかではなく、まるから飛び出した、もしくは産み出されてまだ未熟な個体なのです。
倉橋さんの訳では、タイトルにあるように、「大きな丸」が、「ビッグ・オー」という特別の存在との出会いに重さを持たせましたが、「大きな丸」ならば、もっと身近な存在のようにも思えます。
印象がかなり異なる作品として、倉橋訳と村上訳の読み比べをお薦めします。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】