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- 前ラファエッロ主義
-
過去による19世紀絵画の革新
三元社(文京区)
喜多崎親
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2018年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784883034604
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[BOOKデータベースより]
ドイツのナザレ派、フランスの前ラファエッロ主義、イタリアの純粋主義、イギリスのラファエル前派―19世紀前半、絵画の規範だったラファエッロの系譜に反発する画家たちのグループが西欧各国で産声をあげた。ラファエッロ以前に回帰することによって革新を目指した彼らの動向を、相互関係と各国状況の中で捉え、過去様式の採用という、ともすれば非創造的と見なされる潮流が持つ歴史的意義を明らかにする。
序章 「前ラファエッロ」という理想
[日販商品データベースより]第1章 ナザレ派におけるラファエッロとデューラー―プフォルからコルネリウスへ
第2章 思い描かれた中世―ナザレ派の芸術観
第3章 聖化する未熟―一九世紀フランスにおけるフラ・アンジェリコ受容
第4章 ラファエル前派兄弟団におけるプリミティヴィズム―マテリアリティのリアリズム
第5章 「ラファエル前派」の三段階―イギリスにおけるイタリア初期ルネサンス美術の受容
第6章 アントニオ・ビアンキーニ「諸芸術における純粋主義について」―翻訳と解題
第7章 純粋主義の変貌―アレッサンドロ・フランキとアンティノーリ家礼拝堂
われら、懐古によって革新せん!
ドイツのナザレ派、フランスの前ラファエッロ主義、イタリアの純粋主義、イギリスのラファエル前派―19世紀前半、絵画の規範だったラファエッロの系譜に反発する画家たちのグループが西欧各国で産声をあげた。ラファエッロ以前に回帰することによって革新を目指した彼らの動向を、相互関係と各国状況の中で捉え、過去様式の採用という、ともすれば非創造的と見なされる潮流が持つ歴史的意義を明らかにする。