- 在庫状況:出版社よりお取り寄せ(通常3日〜20日で出荷)
- 松陰とペリー
-
下田密航をめぐる多言語的考察
関西大学東西学術研究所研究叢刊 63
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784873547237
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 鷹と将軍
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2024年04月発売】
- もう一つの内藤湖南像
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2021年03月発売】
- 包丁侍舟木伝内
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2013年10月発売】
[BOOKデータベースより]
第1部 「下田密航」に関する第一級史料の発見(松陰「投夷書」との邂逅および米艦「航海日誌」への追跡;Turning Stone into Gold:Some Reflections on My Reserch about the 1854 Sh〓in‐Perry Encounter)
[日販商品データベースより]第2部 「下田密航」に関する第一級史料の解析(ペリーの旗艦に登った松陰の「時間」に迫る―ポーハタン号の航海日誌における下田密航関連記事について;下田密航前後における松陰の西洋認識―イェール大学に残る「投夷書」をめぐって;下田獄における第二の「投夷書」について―松陰の覚悟に対するペリー側の共感)
第3部 近代東西文化交渉史のなかのペリー来航と下田密航(黒船のもたらした広東人旋風―松陰「投夷書」を写した羅森の実像と虚像;Negotiating Language in the Opening of Japan:Luo Sen’s Journal of Perry’s 1854 Expedition;日美建交之初的「吉田松陰偸渡事件」的新解讀―十九世紀中葉美國「人權外交」的東亞版;鯨油時代の砲艦外交と人道主義―下田密航をめぐる松陰の懇願とペリーのジレンマ)
付録
開国初期の下田湾で演出された日米交渉のドラマを、米側の一次史料と約60点の貴重画像を用いて活写。松陰の旗艦滞留時間の特定、下田獄中の嘆願書の解読、ペリーが行った人道的介入の事実確認など重要な発見を満載。近代東西文化交渉の視野から、日・中・英三言語を駆使して「心が動いた」歴史的瞬間をキャッチした意欲作。