- 南総里見八犬伝 1
-
結城合戦始末
静山社
松尾清貴
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2018年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784863894181
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[BOOKデータベースより]
時は室町時代―戦乱のなかで頭角をあらわした里見義実は、安房国の領主になった。しかし、城攻めの窮地に追い込まれたとき飼犬の八房にむけた一言が禍となって、娘の伏姫の身にふりかかる。伏姫の数奇な運命と、そこから生まれた八犬士たちの物語がはじまる…
[日販商品データベースより]伏姫と、犬の八房の因果から生まれた八犬士たちの出会いと闘いをえがく壮大な物語。江戸時代の読本をもとに小説化した歴史エンターテイメント。
時は室町時代。京都と鎌倉のあいだに起こった戦乱の中で、頭角をあらわした里見義実は、安房国北部の領主になった。しかし、南部の領主に城を攻められ、窮地に陥る。義実は、飼い犬の八房に「敵将の首を獲ったら、娘の伏姫をお前にやる」と言う。そして、ほんとうに首を咥えてきた八房に、約束通り伏姫を嫁がせなければならなくなった。
犬とともに山中に籠った伏姫は、死の間際に「仁義礼智忠信孝悌」と書かれた八つの珠をかなたへ飛ばす。そこから、犬の苗字と珠をもつ八人の剣士たちの物語が始まる。
第1巻は、親孝行な犬塚信乃と、義理をつらぬく犬川荘助の出会いと友情を描く。江戸時代の読本をもとに小説化した歴史エンターテイメント。