この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 自分をよろこばせる習慣
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年02月発売】
- スモールステップで学ぶ力動的な心理アセスメントワークブック
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2023年07月発売】
- 心の傷を癒すということ
-
価格:792円(本体720円+税)
【2001年12月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)、洋書など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年02月発売】
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2023年07月発売】
価格:792円(本体720円+税)
【2001年12月発売】
[BOOKデータベースより]
PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ被災者の「心の叫び」と、自らも被災しながら取り組みつづけた精神科医によって、阪神大震災の被災地から届けられた感動の“心のカルテ”。本書は、サントリー学芸賞受賞作に改訂を加え、さらに新たに阪神大震災および災害精神医学に関するエッセイや論考を大幅に増補し、そして著者と関係の深かった方々の文章を収録した決定版。
第1部 震災直後の心のケア活動―1995年1月17日〜3月
[日販商品データベースより]第2部 震災が残した心の傷跡―1995年4月〜96年1月
第3部 災害による“心の傷”と“ケア”を考える
増補第1部 被災地の復興と災害精神医学
増補第2部 安克昌と本書に寄せて
新増補 神戸・淡路大震災から二十五年を経て
■NHK土曜ドラマ原案の本。
「心の傷を癒すということ」(主演:柄本佑)。
2020年1月18日〜2月8日 全4話放送
2020年3月1日 スペシャル版放送(関西)
ドラマに感動した方、必読!
その感動をさらに増す文章の数々を、
本書だけに収録した“増補決定版”。
主人公のモデル・安克昌さんのご家族の今の想い、
親友・名越康文さんによる青年時代の思い出、
ドラマの登場人物のモデル(新聞記者、同僚医師……)の安医師への想い、
さらに、NHKプロデューサーによるドラマ化の裏話など……。
被災者の“心のケア”のパイオニアとして、
奮闘しつづけた精神科医のヒューマンドラマ。
阪神・淡路大震災25周年――
自らも被災しながら、被災地の“心の叫び”と取り組んだ精神科医の感動の記録。
サントリー学芸賞受賞作の増補決定版
大震災で、人の心はいかに傷ついているのか?
そして、復興によって癒すことはできるか?
■増補版への寄稿
「このドラマは、安さんのご家族への贈り物だと思って作りたい」より
――『心の傷を癒すということ』がNHK土曜ドラマになるまで
主演の柄本佑さんに、このドラマから学んだことはありますかと尋ねた。柄本さんは、しばらく黙って、こう答えてくれた。「誰も独りぼっちにさせへん、てことや」。それは、(安克昌さんがモデルの主人公)安和隆が「心のケアって何か、わかった」から語り始める柄本さん自身のセリフだった。
脚本家の桑原さんは、セリフに込めた思いをこう語る。「『心のケアって何か、わかった』と書いた直後、手が止まりました。安さんが人生をかけて掴み取った答えを、私が書かなければいけないのです。言葉が浮かぶのをひたすら待ちました。まるで、安さんのそばにじっとたたずんで、口を開かれるのを待っているようでした。やがて『誰も独りぼっちにさせへん、てことや』という言葉が浮かんだ時、これは安さんが書かせて下さったセリフだと思いました………」。
■本文「PTSD――Jさんの場合」より
「耳元で“助けて、助けて”という声がするんです。私も逃げるので精一杯だったんです。助けてあげられなかった。それで自分を責めてしまうんです……。私も死んでしまえばよかった。いつか、この“声”から解放されるんでしょうか……」
■本文「復興にむけて」より
これまで日本の社会は、人間の「力強さ」や「傷つかない心」を当然としてきた。しかし今後、傷ついた人が心を癒すことのできる社会を選ぶのか、それとも切り捨てていく厳しい社会を選ぶのか?
やがて被災地は、復興へと向かっていく。しかし、〈心の傷〉を見て見ないふりをして前進することではないだろう。多数派の論理で押しまくり、復興の波に乗れない“被災の当事者”でありつづけている人たちを、忘れ去ることではないはずである。“心の傷を癒すということ”は