[BOOKデータベースより]
シチリアの晩祷から賢王シャルル五世まで。大著『フランス史』中世編の全訳。フランスの国家形成期となった十四世紀―“ブルジョワジー”はエティエンヌ・マルセルの革命のなかから、“農民”はジャックリーの乱から現れ、“フランス”自身、イギリス人との戦争のなかから姿を現す。
第5部 近世的国家の形成(シチリアの晩祷;フィリップ美男王と法王ボニファティウス八世;王室財政とテンプル騎士団;テンプル騎士団の壊滅(一三〇七〜一三一四年);フィリップ美男王とその三人の息子)
第6部 ヴァロワ王朝(フィリップ六世(一三二八〜一三四九年);ジャン二世とポワティエの戦い;ジャックリーの乱;シャルル五世とイギリス人の駆逐(一三六四〜一三八〇年))
カペー王朝の聖王ルイなきあと、弟のシャルル・ダンジューによって、その「聖なるキリスト教世界」がどのように瓦解し、世俗的・近世的国家に変質していったかを明らかにする。
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