- 絶望断念福音映画
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「社会」から「世界」への架け橋
ダ・ヴィンチブックス
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2004年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784840111300
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「社会」から「世界」への架け橋
ダ・ヴィンチブックス
[BOOKデータベースより]
気鋭の社会学者・宮台真司が、映画を切り口に、現代社会の構造を解き明かす。
プロローグ:なぜ今サブカルチャー分析なのか
[日販商品データベースより]『バレット・バレエ』で塚本晋也が吐露した“断念”に自己破壊こそが自己確証をもたらすという逆説を見る
映画『シュリ』に、太陽政策の倫理的基盤を見出し同時にまた、日本を超えた韓国の高い民度を見る
映画『新しい神様』に、イデオロギーとは無関係に“スゴイもの”に感染する“恥ずかしき者”たる己を知る
複数の映画や小説に見出される同一のモチーフに、“社会”より“世界”に敏感であることの必要性を見る
映画『オール・アバウト・マイ・マザー』に単なるメロドラマを超えた二重の水準での“受容の輪”を見る
映画『マルコヴィッチの穴』に、“スゴイからこそダルイ”という境地を見る
映画『カリスマ』と『TRUTHS:A STREAM』に、“狂暴な脱社会”ではなく、“柔和な脱社会”的存在の在り方を見る
映画『ユリイカ』に、脱社会的存在を柔和にする、名状しがたき、“福音”としての“海”を見る
映画『マトリックス』と『アヴァロン』に、東浩紀の言う“不過視なもの”の概念が社会システム理論に接続する様相を見る〔ほか〕
気鋭の社会学者が、映画を切り口に、現代社会の構造を解き明かす。“閉じた社会”から“開かれた世界”へ架かった橋を渡るためのパスポート。「ダ・ヴィンチ」の好評連載「オン・ザ・ブリッジ」を単行本化。