- “いまの世界”がわかる哲学&近現代史
-
プーチン、全体主義、保守主義
マガジンハウス新書 019
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2023年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784838775200
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[BOOKデータベースより]
教養としての「哲学」&「近現代史」講座。
開講の挨拶 「歴史」と「哲学」で、本物の教養を身につけよう
[日販商品データベースより]1限目 プーチンは独裁者?愛国者?
2限目 “社会主義”の歴史と破壊力
3限目 21世紀は“全体主義”の時代になる!?
4限目 再評価されてきた“保守主義”
5限目 “リバタリアニズム”と“武士道”
講義を終えて ドゥーギン哲学と世界の多極化
過去から学び、未来を予測する――
教養としての「哲学」&「近現代史」講座
振り返ってみると、20世紀は「全体主義と世界大戦の時代」でした。一党独裁、人権抑圧の官僚国家はソヴィエト・ロシア(ソ連)に生まれ、イタリアやドイツに広まり、日本もそれらの強い影響を受けました。
第二次世界大戦では日独伊が敗れましたが、連合国側に立ったソ連が生き残り、中国と北朝鮮、東欧諸国に全体主義を広めました。
冷戦終結とソ連崩壊で、人類は全体主義から解放された……というのは幻想でした。
中国が全体主義体制を維持したまま市場経済へ移行するという離れ業を成し遂げ、ロシアでは強権的なプーチン政権が出現しました。
さらに衝撃的なのは、全体主義に抗う「自由の砦」だったはずのアメリカで、特定政党と結びついた大手メディアとビッグテック(巨大IT企業)による情報統制が進み、もはや何が真実なのかわからなくなってしまったことです。2020年のアメリカ大統領選挙をめぐる混乱は、そのことをはっきりと見せてくれました。
私たちが生きている“2020年代の世界”を一言で表現すれば、「全体主義の復活」「デジタル全体主義の出現」となるでしょう――。(「はじめに」より抜粋)
複雑怪奇な国際情勢を理解したいなら、「哲学」と「歴史」を学ぶことが必要不可欠。
「現在の国際社会の動向は? 」
「表に出ない事件の真相は? 」
「これから世界はどこへ向かうのか? 」……。
プーチンの思想から、社会主義、全体主義、保守主義、リバタアニズムまで、
「哲学」と「歴史」で、現在の国際情勢を読み解く、知的興奮が高まる白熱講義!
★ プーチンとドイツ哲学者の共通点
★ ロシアはいまだに「途上国」である
★「フランス革命」に影響を与えたルソーの思想
★「性善説」より「性悪説」のほうがうまくいく!?
★ マルクスの意義と修正主義
★「ロシア革命」には黒幕がいた!?
★「力」の思想家ニーチェと全体主義は水と油
★ なぜ保守主義はイギリスで生まれたのか
★ 映画『七人の侍』にみる保守主義の精神
★「リバタリアン」と「保守」は手を組めるのか ……etc.