[BOOKデータベースより]
考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、作家・田口ランディが語り明かした、新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。
第1章 死んだら終わりと思わない(歳をとっても若い秘訣があるとしたら、くよくよ考えないことです。;いい感じでぼけていくと、周りの人も幸せになりますよ。 ほか)
第2章 現実世界との上手なつきあい方(ガクッ、ドーンと突然体調が落ちるときは要注意。;我慢し過ぎると苦しい。人間、ほどほどがいいんです。 ほか)
第3章 頑なな心と体を解き放つ(肉は食べなくなりました。あるとき牛の悲しい顔が映って…。;体の通りがよくなったら少しのお酒でほろ酔い気分。健康は効率的だ。 ほか)
第4章 見えない世界も意識する(脳は、1つの回路を作ったら、繰り返したいものなんです。;心静かに自分を感じる。無理せず自然に、それが基本です。 ほか)
第5章 この世とあの世の真ん中で(せっかくの神秘体験、素直にびっくりしましょうよ。;本当は、早くあっちに逝きたいっていう人もいます。 ほか)
きっと、あの世はいいところ。この世をうまく卒業するために、今知っておきたいこと。『人は死なない』の矢作直樹と、作家・田口ランディが語り明かした、新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。
東大病院救急部部長の矢作直樹と、作家の田口ランディによる「この世とあの世のはなし」。「あの世はある」との考えで、スピリチュアルな研究に余念がない矢作さん。一方、スピリチュアルな世界には中立で、肉親の死や介護の経験を持つ田口さん。両者が、これからの生き方と死に方を語り合います。