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[BOOKデータベースより]
信仰の“内か外か”を越えて―最大の宗教弾圧事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。教団による平和運動を導くとともに、アカデミアにおける「民衆宗教」像の核ともなった「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示。
序章 大本弾圧事件の戦後
[日販商品データベースより]第1章 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」―前進と捻じれの平和運動
第2章 “事件”をめぐる対話
第3章 宗教文化は誰のものか
第4章 “民衆”の原像―出口榮二と安丸良夫
第5章 “民衆宗教”の物語の起源―教祖をめぐる欲望の系譜学
第6章 反倫理的協働の可能性―高橋和巳『邪宗門』を読む
終章 批判的宗教文化への視角
信仰の“内か外か”を越えて――。最大の宗教弾圧事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。教団による平和運動を導くとともに、アカデミアにおける「民衆宗教」像の核ともなった「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示。