[BOOKデータベースより]
本書は、古典物理学から量子力学への革命の過程を説明した量子力学の入門書である。
1 光の波動性と粒子性
2 原子核と電子
3 過渡期の原子構造論
4 波動力学のはじまり
5 波動関数の物理的意味
6 量子力学の成立
7 井戸型ポテンシャル
8 調和振動子
本書は、懇切丁寧に書かれた量子力学の入門的教科書である。予備知識というほどのものは要らないが、力学ならニュートンの運動方程式とエネルギーの保存則、電磁気なら点電荷の間のクーロンポテンシャル、そして数学は微積分の初歩を知っていれば十分である。
くわしく解説された本文と、豊富な演習問題にくり返し取り組むことによって、量子力学的な想像力を養うことができよう。巻末にある解答も、くわしく書かれている。
本書『量子力学(I)』では、理論の枠組みを述べ、井戸型ポテンシャルと調和振動子の問題に適用する。
姉妹書に、豊富で斬新な問題と詳しい解答を収めた『基礎演習シリーズ 量子力学』がある。
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