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- 日本一小さな大大名
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たった五千石で、徳川将軍家と肩を並べた喜連川藩の江戸時代
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2008年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784766211825
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
関東公方足利氏の子孫が喜連川(現栃木県)で大名になっていた。しかも石高五千石なのに十万石格として。その喜連川氏の江戸時代の歴史を、テンポのよい文章でわかりやすく綴ってあります。また同じく同家の経済面に焦点を当てた「わずか五千石、小さな大大名の遣り繰り算段」もあわせて読むと、より面白いでしょう。(ふじきん/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
元禄期の藩主、四代昭氏は赤穂浪士のせいで十万石の夢が消えた?幕末の藩主、十二代縄氏は黄門様の遺言で藩主になった?石高はわずか五千石、なのに格は十万石で、参勤交代なし、諸役なしの特別待遇、おまけに「御所さま」と敬われた。下野喜連川―。この小藩のお殿さま、いったい何者か。
第1章 「御所さま」はたったの五千石―日本一小さな大大名、喜連川藩誕生の秘密(何が特別?喜連川藩の不思議;喜連川藩成立の鍵を握る“美貌の正室”;だから喜連川氏は「御所さま」なのだ;江戸城内でも御所さまは別格中の別格)
[日販商品データベースより]第2章 御所さまは商売熱心―由緒正しき極小藩の見栄と悲喜(上得意は他藩のお殿さま;あの手この手で財源をひねり出す御所さま;御所さまの江戸参府)
第3章 名君か、珍君か?―個性豊かな御所さまたち(幽閉された悲運の御所さま;領民思いの頼もしい御所さま;文武両道の豪快な御所さま;歴代随一の見栄っ張り、だけど憎めない御所さま;わずかでも加増は加増、幸運の御所さま;改革の理想に燃える御所さま)
第4章 変わり行く時代の中で―御所さまの幕末と明治(黒船が来た;逃げ出した婿殿;時代の嵐の中で;戊辰戦争と喜連川;新時代に向けて)
石高五千石にも関わらず格は十万石で、参勤交代・諸役なし。特別待遇の下野喜連川藩のお殿さまとは何者なのか。下野喜連川藩のお殿さまの秘密に迫り、この極小藩にまつわるエピソードをおもしろおかしく紹介。