- 転んでも、大丈夫
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ぼくが義足を作る理由
ポプラ社ノンフィクション 26(生きかた)
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2016年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784591150726
[BOOKデータベースより]
第1章 義肢装具士の仕事(義足のある生活とない生活;おしゃれもスポーツも楽しめる;海水浴も、どうどうと ほか)
第2章 義足とのであい(「一生の仕事」をさがして;高橋先生の義足の思い出;鉄道弘済会をたずねる ほか)
第3章 パラリンピックへの道(新たな才能とであう;サッカー一色の生活から陸上へ;パラリンピック日本代表に ほか)
義手や義足を作る「義肢装具士」の臼井二美男が、義足づくりのこと、義足をはいている人たちの思いを伝える1冊。「義肢装具士の仕事」「義足とのであい」など3章のほか、「義足ができるまで」などのコラムも収録。
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2017年度の高学年向けの課題図書として紹介されている中で、興味を持った一冊です。
義肢装具士という仕事をされている臼井さんに密着したノンフィクションで子どもだけではなく大人にも為になる内容でした。
お話は、小学生に向けてわかりやすい言葉で書かれてありますし、臼井さんのエピソードに登場する方々のメッセージも載っていて読みやすいと思います。
表紙にも登場しますが、その中でも自分の子どもと同じ年代である小学生の柚稀君の義足を装着し、挑戦する24時間テレビでの100メートルを走り切るというエピソードが心に残ります。
足がないという不自由さを残された他の機能で精一杯補うという気持ちになるまで・・きっとたくさんの時間があったはずです。
そのつらさは到底計り知れませんが、
夢はアスリートと語るくらいにまぶしい笑顔で走る柚稀君の写真は、何度見ても勇気をもらいます。
きっとご両親にとっても・・柚稀君のその言葉は嬉しい言葉だろうなと思います。
臼井さんのされている義肢装具士という仕事を知る機会もこれまであまりなく、とても良い内容でした。
義足づくりを通して・・少しでも明るい未来をと希望をもってこつこつと作られている臼井さんを心から応援したい気持ちになりました。(Pocketさん 40代・大阪府 女の子14歳、男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】