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[BOOKデータベースより]
EUやアジアにおける通貨危機を経験し、そしてEUの通貨統合、さらにはユーロの誕生を迎えつつあるなか、国際通貨システムの安定性に関する議論が重要性を増しつつある。一方、近年の国際通貨システムの安定性に関する議論には、理論的アプローチおよび実証的アプローチよりさまざまな新しい展開がみられる。為替相場の安定化やインフレの抑制、さらには基軸通貨ドルへの影響などさまざまな観点からの分析がなされている。本書は、こうした新しい展開に注目しつつ、国際通貨システムを構成する為替相場制度と国際通貨に焦点を当て、理論と実証の両面から考察し、国際通貨システムの将来像を探るものである。
第1部 為替相場制度分析の新展開(為替相場制度の理論モデル;為替バンド制度の為替相場安定化効果;為替相場制度変更の可能性と為替相場安定化効果 ほか)
第2部 投機攻撃と通貨危機(ファンダメンタルズに基づく通貨危機;自己実現的通貨危機モデル;欧州通貨危機に関する実証分析)
第3部 国際通貨と国際通貨システム(国際通貨とグレシャムの法則;基軸通貨の慣性;基軸通貨の慣性に関する実証分析 ほか)