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[BOOKデータベースより]
欲しい物が、当たり前にすぐ手に入る―、そんな「豊かさ」の代償とは?私たちの「底なしの欲望」を取り込んで繁栄してきた社会経済システム。しかし、自己の欲求を満たすことを何よりも優先する社会には、もはや破滅への道しか残されていない!圧巻の取材力で、「知られざる現実」を解き明かす問題作。
第1部 この社会の主役は誰なのか(束の間の繁栄と戦後時代;すべては株価のために;脳は目先の利益を重視する;すべてが金融化される社会)
第2部 壊れかけた社会の断面(「いいね!」を渇望する人々;追いやられ、捨てられた労働者;もっと新しい、もっと高額な医療を;ブランド化、マーケティング化する政治)
第3部 再びつながり合う社会へ(私たちはどこへ向かうのか)
私たちの「底なしの欲望」を取り込んで繁栄してきた社会経済システム。欲しい物が、当たり前にすぐ手に入る。そんな「豊かさ」の代償とは…。圧巻の取材力で、「知られざる現実」を解き明かす問題作。
かつて経済発展は社会全体の利益をもたらしていた。しかし、個人、企業そして政治までが近視眼的で自己中心的に振る舞うインパルス・ソサエティでは、富は奪い合うものでしかない。その結果、社会全体は消耗し、もはや持続不可能となりつつある。この現状からいかにして脱却を図り、どんな社会を目指していくべきなのか。