[BOOKデータベースより]
映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の信友直子監督が贈る“おとうさん”の物語。
[日販商品データベースより]【絵本】『おとうさんは103さい』
「これはおかあさんのおかげなんよ」
しあわせはきっと、ふつうの毎日の中にある。
映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の
信友直子監督が贈る“おとうさん”の物語。
広島県呉市で生まれたおとうさん。おかあさんと出会い、結婚して、わたしは生まれた。
おかあさんのやさしさのまほうにかけられて、わたしたち家族はいつもにこにこしていた。
ある日、おかあさんは庭にあじさいをうえた。まほうをかけられたあじさいは、
きれいな花を咲かせた――
あれから長い月日がすぎた今でも、おとうさんは庭のあじさいをだいじにしている。
今日も、明るく元気にくらしている、おとうさんは103さい。
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103歳のおじいさんの人生のリアル感に、ただただ感動してしまいました。
数年前に、98歳で亡くなった父の面影が重なってしまいました。
同じ時代を生きてきた老夫婦の、歴史と人間模様が生き生きと描かれていたからです。
それもそのはずですね。
作者は、「ぼけますから、よろしくお願いします。」の著者であり、実話の絵本化だったのです。
二人の出会い、お母さん主導の家庭、そして老老介護の日々、仲が良いから培ってきた生活なのでしょう。
溢れ出る思いやりに感動しました。
お父さんが、介護のためにと98歳で筋トレを始めたというくだりには、事実でなければ描けない崇高さを感じて、心震えてしまいました。
子どもから高齢者まで、おすすめの絵本です。
老いるということ、介護ということ、人生ということ、学びの引き出しがいくつもありました。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】