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[BOOKデータベースより]
1 はじめに
[日販商品データベースより]2 基本的な統計モデリング―要因と目的変数の関係解析(1)
3 発展的な統計モデリング―要因と目的変数の関係解析(2)
4 実験計画法と分散分析
5 機械学習―代謝産物の変動解析を例に
6 実践レポート作成―化学物質の分子記述子と物性の関係解析を例に
近年,Rなどのオープンソースのデータ解析環境が整ってきており,これらを活用することで,実験・測定・調査を行った結果に対して,研究者自身の手で高度な分析手法を適用できるようになった。
しかし,自然科学研究の多様化に伴い,研究者が扱わなければいけないデータの種類や量は増える一方である。また,データ解析手順も複雑化している。そのため自然科学系の実験分野においても,データ解析の再現性の重要性は高まっている。
Rでは解析の再現性を保証する方法としてRMarkdownが広く活用されている。その方法は本シリーズ第3巻『再現可能性のすゝめ』で詳しく解説されているが,本書はその実践集である。自然科学分野で主に取り扱うデータを想定した上で,RおよびRStudioを活用して,実験ノートやレポートをまとめあげる方法を,本書では具体例をあげつつ詳しく説明している。