- なんでわざわざ中年体育
-
- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167913748
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[BOOKデータベースより]
走ることも、汗をかくことも嫌い。嫌いだと自覚しているからこそ続けられることもある。インドア作家が43歳でフルマラソンに出場。ボルダリングから登山、ワイン飲みマラソンまで闇雲に挑戦した結果はいかに?志の低いユルい楽しみ方は中年の特権ではなかろうか。笑い転げながら読んでいると不意に感動が襲う爽快エッセイ。
東京マラソン!―「いつか」は案外早くやってきた
[日販商品データベースより]スポーツクラブ―8年続く、果てなき夢
那覇マラソンその1―真に私が目指したものは
高尾山トレイルランニング―酔狂に片足
代々木公園でヨガ―マトリョーシカを目指そうか
大岳鍾乳洞トレイルラン―トレイルラン二回目の真実
荒川30Kと那覇マラソンその2―悲劇というか試練というか
ボルダリング―「なめ癖」再発
ベアフットランニング―ひみつ道具ではなかったけれど
大菩薩峠登山―山ハイというものがあるのだろうか
コアトレーニングと那覇マラソンその3
真夏の夕涼みマラソンin台場―いろんな大会、そして初のハイ
コアトレーニングと那覇マラソンその3―ごまかし心満載の我
10キロマラソンと心拍数―学べども学べども
ロッテルダムマラソン―なぜ異国で走ってるの?
棒ノ折山登山―苦行と楽しいのはざまで
鳥海山登山とお尻骨折―山にも相性がある
陣馬山トレイルレース―好きだったのか、そんなにも
那覇マラソンその4―ワレ真実ヲ発見セリ
三浦国際市民マラソン―グリーンスムージーと雨の日のダイコン
鎌倉トレラン―サボッてはばらぬ、ナメてはならぬ
旅先でランニング―その羞恥と快楽
高尾山ナイトハイク―遭難じゃないない、夜の山
ワイン飲みつつメドックマラソンinボルドー―これぞ正しき大人の酔狂
中年体育心得8カ条
走ることも、汗をかくことも嫌い。でも、嫌いだと自覚しているからこそ続けられることもある。
インドア作家を自認する人気作家が43歳でフルマラソンに出場。ボルダリングから登山、アウトドアヨガからワイン飲みマラソンまで果敢に挑戦!
角田光代さんが「中年体育」を始めたのは、実はこんな意外なきっかけでした。
「おそらく私はこのまま中年ど真ん中になっても、20代のような手痛い失恋をして、10代の娘のように傷つくだろう。一方で体はどんどん衰えていくのだろう。
年齢と精神と肉体はどんどんアンバランスになっていくだろう。
30数年間、一度も積極的にやったことのない運動をはじめたのは、この予感がきっかけである」(まえがきより)
ゲラゲラ笑いながら読んでいると、走っている人、チャレンジしている人にしか見えない風景がふと行間に見えて思わずジーンとしたり、まさに「読むデトックス」!
体が動かすのが好きでたまらない人も、その辺に落ちているゴミを拾うのもおっくうな人も、中年にも、若者にも、お年寄りにもバリアフリーな爽快エッセイです。
痛い目を見て学んだ〈中年体育心得8カ条〉付。