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- 界
-
- 価格
- 715円(本体650円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167912567
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[BOOKデータベースより]
妻子と別居中の榊は、恋人を東京に残したまま、地霊うごめく土地を遍歴する。秋田の娼家と清廉な女子高生たち、厳冬の佐渡で理容店の女主人が持つ剃刀、三河八橋で一夜を共にした人妻の乳房、非在ゆえに一層ふくらむ女たちの気配―官能と死のあわいから異界が立ち現われる瞬間を描く、藤沢周の本格小説集。
[日販商品データベースより]月岡(つきおか・新潟)
千秋(せんしゅう・秋田)
指宿(いぶすき・鹿児島)
化野(あだしの・京都)
寿(ことぶき・横浜)
宿根木(しゅくねぎ・佐渡)
比良(ひら・滋賀)
八橋(やつはし・愛知)
山王下(さんのうした・東京)
官能と死の気配を放ちながら、男は漂う。
妻子と別居し、日本の様々な場所を漂泊する男・榊(さかき)。官能と朧な死の気配をまといながら旅をする彼が、その道行の果てに見たものとは? 「会う」のではなく「会えないこと」で増幅する、さまざまな記憶と啓示に満ちた連作短編集。
解説は政治学者の姜尚中氏。
「こんな危うい物語に出会うとは……」