- 幻の漂泊民・サンカ
-
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2004年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167679262
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 「悪所」の民俗誌
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年06月発売】
- 天皇と賤民の国
-
価格:946円(本体860円+税)
【2019年02月発売】
- 沖浦和光著作集 第四巻
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2016年10月発売】
[BOOKデータベースより]
一所不住、一畝不耕。山野河川で天幕暮し。竹細工や川魚漁を生業とし、’60年代に列島から姿を消した自由の民・サンカ。「定住・所有」の枠を軽々と超えた彼らは、原日本人の末裔なのか。中世から続く漂泊民なのか。従来の虚構を解体し、聖と賎、浄と穢から「日本文化」の基層を見据える沖浦民俗学の新たな成果。
序章 サンカとは何者だったのか
第1章 近世末・明治初期のサンカ資料を探る
第2章 柳田国男のサンカ民俗誌
第3章 サンカの起源論をめぐって
第4章 サンカの原義は「山家」だった
第5章 発生期は近世末の危機の時代か
第6章 三角寛『サンカ社会の研究』を読み解く
第7章 今日まで残ったサンカ民俗をたずねる