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[BOOKデータベースより]
自分を傷つけたり、勝手な言動を繰り返してきた親が老いたとき、子どもはどうすればいいのか。どれほどひどい親でも子どもにとっては唯一無二の存在だ。高齢の毒親を介護する人たちの実態を報告し、そこに希望はあるのかを探る。
第1章 親の老いがむき出しにする、過去と家族関係
[日販商品データベースより]第2章 「かわいそうな親」に振りまわされる人たち
第3章 お金と仕事と希望―、介護で自分の人生が消えていく
第4章 毒親はなぜ子どもを傷つけたのか
第5章 「毒」なのか、それとも「老い」なのか
第6章 毒親介護に希望はあるか
児童虐待やDV、パワハラなど、身体的・精神的な暴力への関心が高まっている。
親子関係においても、幼少期に親から身体的・精神的暴力を受けてきた人は少なくない。そうした「毒親」の問題が近年、テレビや新聞でも指摘されるようになっている。
子どもが成人して独立すれば、そうした「毒親」から逃れることもできるが、その親に介護が必要になったとき、子どもは再び親と向き合わなくてはならなくなる。
親への責任感の一方で、積年の憎しみや嫌悪は簡単にはぬぐいきれない。様々な葛藤を抱えながら介護をすることになっても、「毒親」はそう簡単には変わらない。老いてますます尊大、横暴になったり、経済的にも子どもに依存し、子どもの生活を破壊しかねない親もいる。
本書は、「毒親」との関係に悩む人たちの生々しい声を紹介し、その実態や心の内に迫る。
介護の経済的負担や認知症への対処、介護をする側の夫婦間、兄弟間の考え方の違いから生じるトラブルなど、「毒親介護」の様々な事例をルポする。
また、専門家によるアドバイスや具体的な対応策なども探り、「毒親介護」の中に希望を見出すための処方箋も提示する。