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[BOOKデータベースより]
「日本のシェイクスピア」「作者の氏神」と讃えられる近松門左衛門。その実像は、事件と聞けば現場に駕籠で駆けつける、今でいえば週刊誌のエース記者のような存在だった。なぜ近松はいつも新しいのか?日本人なら押さえておきたい人気の二作品で俗の極致に酔う。
1 曽根崎心中―「かつて、こんな純愛があった」(観音めぐり;生玉社のできごと;天満屋;道行;解説「かわいい男」と女の覚悟)
2 近松門左衛門とは何者だったのか?(近松と人形浄瑠璃;歌舞伎との出会い;再び人形浄瑠璃へ;武士を捨てた近松のアイデンティティ)
3 女殺油地獄―「元禄版・衝動殺人事件」(上の巻 徳庵堤;中の巻 河内屋;下の巻 豊島屋;新町遊廓;三十五日の逮夜;解説 キレた若者の人妻殺し)
4 劇作家の誕生
「日本のシェイクスピア」と讃えられる近松門左衛門。その実像は、今でいう週刊誌のエース記者のような存在だった。日本人なら押さえておきたい人気の2作品で俗の極致に酔う。近松の全貌と魅力がわかる1冊。
心中事件があったと聞けば駕籠で駆けつけ、翌週には舞台にかける。現代語訳「曽根崎心中」「女殺油地獄」で俗の極致をご堪能あれ。