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北区の太
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横溝的な世界
閉鎖的な新潟(と思われる)の寒村が豪雨により孤立、そこで起きた殺人事件が引き金となり、村の支配者と被支配者の対立が顕在化。巧妙なアジテートもあり、抑圧されて来た被支配者側の不満が爆発、暴徒となり支配者に襲いかかる。亡き妻の墓参りのため、村を訪れていた“よそ者”の父と娘もそれに巻き込まれる。次から次へと襲いかかるピンチに手に汗握る。支配者と被支配者の対立だけでなく、おどろおどろしい人間関係も要因となり、対立の様相は複雑化。過去の因習にとらわれた前近代的な“村”を舞台とした、おどろおどろしい人間関係が織りなす悲劇、これは横溝正史の世界を彷彿とさせる。また、文中で使われている新潟弁(たぶん)も舞台にリアリズムを持たせている。面白かった、最後までハラハラドキドキさせられ、一気読み必至。
[BOOKデータベースより]
一九七九年・六月。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉朗の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する。動き始めた狂気がさらなる狂気を生み、村は騒乱に巻き込まれていく―父と幼い娘は閉ざされた村での暴動と狂乱から逃れられるのか。狂気が狂気を呼ぶ、パニックサスペンス!
[日販商品データベースより]父と娘は、閉ざされた村での狂乱から逃げられるのか――
狂気が狂気を呼ぶ、パニック・ミステリー!
一九七九年、夏。亡き妻・節子の田舎である鵜頭川村へ、三年ぶりに墓参りにやってきた岩森明と娘の愛子。突如、山間の村は豪雨に見舞われ、一人の若者の死体が発見される。村の有力者・矢萩吉郎の息子で問題児の大助が犯人だと若者たちは息巻くが、矢萩家に誰も反抗できず、事件はうやむやとなる。抱えていた家同士の対立が顕在化し出し、若者たちは自警団を結成する。動き始めた狂気がさらなる狂気を生み、村は騒乱に巻き込まれていく――