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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
オランダ風説書とは、江戸時代全期にわたり長崎オランダ商館より定期的に報告された(義務であった)西洋事情、西、東南アジア情報などのことで初期には、カトリック情報、後期には欧州情勢及び対アジア戦略が中心となっていた。その中身は、ライバル(初期は、ポルトガル等、後期にはイギリス、フランス等)を過少評価し、自国の優位性をアピールするところもあったが概ね適格な情報であったと言われている。本書ではその始まり(鎖国)から終焉(開国)までの風説書の変遷を丁寧に追いかけた興味ある一冊です(ぺんぎん/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界情勢を知るほぼ唯一の情報源だった。幕府はキリスト教禁令徹底のため、後には迫り来る「西洋近代」に立ち向かうために情報を求め、オランダ人は貿易上の競争相手を蹴落すためにそれに応えた。激動の世界の中で、双方の思惑が交錯し、商館長と通詞が苦闘する。長崎出島を舞台に、「鎖国」の200年間、毎年続けられた世界情報の提供の実態に迫る。
第1章 「通常の」風説書
[日販商品データベースより]第2章 貿易許可条件としての風説書
第3章 風説書の慣例化
第4章 脅威はカトリックから「西洋近代」へ
第5章 別段風説書
第6章 風説書の終焉
日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界を知るほぼ唯一の情報源だった。長崎出島を舞台に、鎖国の200年間、毎年続けられた世界情報の提供の実態に迫る。