- メイスン&ディクスン 下
-
Thomas Pynchon Complete Collection 1997
Mason & Dixon.- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784105372033
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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hamachobi
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リズムに慣れれば楽しめました。
一ヶ月かかってようやく読み終えた。
ピンチョンの小説なんで、もともと歯が立たないだろうとは思っていたし、上巻を読んだ時から、柴田元幸の訳文に違和感を感じていたせいか、リズムに乗れなかった。
ということで、結局、下巻だけで1ヶ月以上もかかってようやく読み終えたんだけど、なんだか、柴田元幸の訳文にも慣れてきたのか、この本のリズムにもようやく乗れてきたのか、この下巻の後半は、かなり楽しめたと思う。
アメリカの地理にも歴史に詳しくない私には、立て続けに出てくる、地名や登場人物などの固有名詞に四苦八苦しながらも、なんとか読み通してみると、この一大歴史小説を書いたトマス・ピンチョンの試みの一端がかいま見えたような気がする。
これは、アメリカを題材にしたものに限らず、歴史をテーマにした小説全般に通じていることだと思うが、こういった歴史小説、特に長い長い大長編を読む喜びを正直に感じた。残念ながら、私の方の知識不足で、その喜びは垣間見えた程度だけれど...
[BOOKデータベースより]
独立の気運高まる。新大陸についに上陸したメイスンとディクスン。怪しげな人物に奇妙な生物が跋扈するなか、幅8マイルもの境界を設けるべく、森を、山を、切り拓きつつ測量の旅へと乗り出したふたりだったが…。読むものの度肝を抜く想像力と精緻極まりない史実が紡ぎだす微笑・苦笑・爆笑のエピソードの数々。黎明期の新天地に夢を見直す旅の果てとは―?ニューヨーク・タイムズ「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」選出全米図書賞最終候補世界的名声を誇る著者の傑作長篇。
[日販商品データベースより]怪しげな建国の父たちの跳梁を遠景に語られてゆく、誰も見たことがないアメリカの始まり。滑稽にして壮大、深い感動を呼ぶ旅の果ては…。名翻訳家が10年を賭した絶品の訳業。世界的名声を誇る著者の傑作長篇。〈受賞情報〉日本翻訳文化賞(第47回)