- 男子の本懐 改版
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2005年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101133157
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微妙
金解禁問題をベースに濱口雄幸(当時首相)と井上準之助(当時大蔵大臣)の歴史小説となっているが、歴史というには現代に近すぎるし、その内容が当時の経済的・政治的・軍事的・国際的な視野から総合判断しないと理解できない。漠然と理解しようとしたが、今の経済とは大きく違っており相当程度の経済学を学び現代の経済や国際情勢が理解できる人間からして、あまり興味をそそられない。むしろ、この内容を理解するには相当程度の当時の状況を学ばなくてはならず、過去の事件の政治経済的な学究資料として参考になるのかもしれない。この著者の本はある程度読んできたが、この本に関してはあまりおすすめできない。とはいえ、国のために死を賭して尽力した二人のすごさにはだた感服したので、こんな人たちもいたのだということを認識させられる小説としてはおすすめできるかもしれない。
「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
昭和初期の戦争に至るまでの政治家の生き様を考えさせられました。この作品をきっかけに城山作品を愛読するようになりました。30年前の若し頃ですが・・・(オギデン/男性/50代)
昔の人はよく勉強してました
浜口首相と井上蔵相のお話。この二人が生きていれば日本は戦争に突入しなかったかもと考えさせられました。。。
それにしても二人ともすごい勉強量です。人間勉強しないとダメですね。読むとやる気になれますよ。