- どくとるマンボウ青春記
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2000年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101131528
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 高校の恩師が進めてくれた一冊です。北杜夫の旧制松本高校における滅茶苦茶な高校生活のエピソード満載の一冊です。弊衣破帽の旧制高校生は、一から十まで常識はずれ。全く解けない物理の試験では「恋人よ」で始まる詩で解答用紙を埋めて見事及第。毎晩大声でデカンショ!(デカルト、カント、ショーペンハウエルの略語と言われる)とがなりながら練り歩き周囲から苦情。それでいて、深い深い思索にふけり自己を見つめる一面も。はっきり言って生き方の参考には全くなりませんが、高校生当時、何をどうすればいいかわかったような気になった一冊です。
[BOOKデータベースより]
18歳のマンボウ氏は、バンカラとカンゲキの旧制高校生活で何を考えたか―。個性的な教師たちと大胆不敵な生徒たちが生み出す、独特の元気と喧騒に身をまかせながら、ひそかに文学への夢を紡いでいったかけがえのない日々は、時を経てなお輝き続ける。爆笑を呼ぶユーモア、心にしみいる抒情、当時の日記や詩を公開、若き日のマンボウ氏がいっぱいにつまった、永遠の青春の記録。
珍しく沈んだ書きだし
初めに空腹ありき
教師からして変である
小さき疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドランク)
瘋癲寮の終末
役立たずの日記のこと
銅の時代
医学部というところ
もの書きを志す
いよいよものを書きだす
遊びと死について
酒と試験について
学問と愛について