- アメリカひじき/火垂るの墓 改版
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- 価格
- 693円(本体630円+税)
- 発行年月
- 2003年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101112039
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ユーザーレビュー (10件、平均スコア:5)
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「戦後70年 未来へ続く 平和への祈り」レビューコメント
どんな状況下でも人の生活は続き、そんな中で戦争とは何なのか、戦わずにすむ方法はないのか、など、一人一人が向き合わなければならないと思わせた本でした。(アンヘル/女性/50代)
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「戦後70年 未来へ続く 平和への祈り」レビューコメント
実は、初めの数ページで、あまりに気分が悪くなり、未だに読めない本です。
過去に戦争の資料館等で見た写真や負の遺産を思い出し、その背景が一瞬にして強烈に頭の中に広がりました。
自分やその後の世代の人たちが平和であるよう、祈り続けます。(poyo/女性/40代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
最近、戦時下を題材にした読み物をあまり見かけなくなっているように感じましたので、お勧めしてみました。(nike/男性/30代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
原作は、ジブリの映画版とは違った感動が味わえる。8月15日が近づくたびに読み返したくなる、読み返さないといけない作品。(ベケット/男性/20代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
三堂司氏の描く節子がたまらなく可愛いのですが、母親の死や親戚に邪険にされ傷付き、飢えや病気で痩せこけ変わり果てていく姿は見るに耐えません。清太が節子の長い髪を三つ編みに結って、「かわいいで」と言ってあげますが、その節子には元気いっぱいで目をキラキラ輝かせ無邪気に笑っていた、かつての面影は無く・・・。そして石ころをご飯だと言って「どうぞおあがり」と差し出す目も虚ろな節子を見て涙する清太、この二人の兄妹に私も涙が止まりませんでした。敗戦後、薄暗い防空壕の中で小さな一つの命が消え、妹の面倒見のいい優しい兄、清太も駅の構内で野垂れ死にします。兄妹一家全員が、戦争によって悲惨な死を遂げる、誰一人救われる事のない結末は、戦争を経験した作者が戦争の凄惨さを私達に訴えたかったからではないか、と今更ながらに思います。(frontiere25kvk/男性/50代)
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
激動の昭和といったらやはり太平洋戦争かと。(emuemu/女性/40代)
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
ジブリ映画で有名。戦時中の貧しい生活を強いられた兄妹が儚いです。今の贅沢な生活をあたりまえだと思わずに見直すのに、いいと思います。(怪盗1412号/女性/20代)
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マカロン
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忘れない
戦争って、まだ終わってないと思うんです。
傷ついている人がまだいます。
幼い命が消えたこと、忘れては行けないと思います。
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
個人的に夏と言えば、原爆、広島、長崎、終戦…。と、イメージが強く、この時期つい手に取って読むのが戦争に関係する小説となります。火垂るの墓は、アニメで何度もテレビなどで放映され、知る人はたくさんいるはずですが、原作小説のほうはどうでしょうか?読んでみることで読書や活字に関心がもてるはずです。とてもとても短い小説なので、あまりほんなど読まないと言われる方にもうってつけです。(もじちゅ〜/男性/40代)
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直木賞受賞作
ジブリの映画原作として有名だろう。これは短編集である。「火垂るの墓」も意外に短く、比較的あっさりしている。映画とは大きく印象が異なる。そんなことよりも、平気で1ページくらい1つの文を繋げてしまうという、あまりに独特な文章が印象的。読み手を左右するとも思う。収録された作品は、戦争ものばかりと言うわけではない。しかし、全体的に漂う鬱蒼とした雰囲気は唯一無二のものだろう。貧しい時代の不衛生な環境が生々しく伝わってくる。日米関係を示唆するような政治的暗喩も現実的で興味深い。
[BOOKデータベースより]
昭和20年9月21日、神戸・三宮駅構内で浮浪児の清太が死んだ。虱だらけの腹巻きの中にあったドロップの缶。その缶を駅員が暗がりに投げると、栄養失調で死んだ四歳の妹、節子の白い骨がころげ、蛍があわただしくとびかった―浮浪児兄妹の餓死までを独自の文体で印象深く描いた『火垂るの墓』、そして『アメリカひじき』の直木賞受賞の二作をはじめ、著者の作家的原点を示す6編。