- 文鳥/夢十夜 改版
-
- 価格
- 473円(本体430円+税)
- 発行年月
- 2002年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101010182
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
幻想的な作品です。ロマンチックなものから怪奇的なものまで。つかみどころがないので、読み返すたびに新しい感覚を覚えます。(sadao/女性/30代)
「百年はもう来ていたんだな」
オススメは「こんな夢を見た」という書き出しで全編が始まる、幻想的な短編小説『夢十夜』。
タイトルに引用した台詞は、第一夜のクライマックスに出てくる言葉ですが、本当に、本当に忘れられない一言です。
2007年に映画化しています(「ユメ十夜」)。豪華監督&キャストが生み出した世界は、まさに圧巻。
やっぱり天才は違うんだな
夢十夜はショート・ショートのさきがけとも言える作品。「こんな夢を見た。」という文から始まる十篇の超短編である。夢だけあって不思議な展開であるが、しっかりとオチがある。漱石の作品の中でも変わった部類だろう。ショート・ショートというと、笑いに持っていったり、トリックがあったりするが、漱石の場合は純粋に泣かせにくる。第一夜を読んで、本当に短い文章であるのに、思いっきり感動してしまう。