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- こっこ屋のお狐さま
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2018年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094065169
[BOOKデータベースより]
大学は卒業したものの就活に失敗して、只今絶賛無職中の白石倭香は23歳。実家住まいで少々肩身の狭い毎日だ。ある日、大好きな祖父の遺品整理のため、便利屋の「こっこ屋」社長・黒木が倭香の自宅にやってきた。ずいぶん可愛い社名だが、由来は別に可愛くもなんともなく、同じ名古屋市内の狐坂に事務所を構えていることから“黒狐”―つまり“こっこ”ということらしい。この黒木の秘密を偶然知ってしまった倭香は、口止めがわりに「こっこ屋」への就職を果たすが…。人外だらけの事務所に、たったひとり人間の身で入ってしまった倭香の勤務状況は!?
[日販商品データベースより]街の便利屋さん、社長は実は黒狐でした。
――ちょっと不思議でなかなかハードな便利屋稼業。でも社長は……実は、お狐さま、だったんです……。
大学は卒業したものの就職に失敗して只今絶賛無職中の白石倭香は23歳。自己嫌悪でゆううつなのはもちろんだが、実家住まいなのでずっとこの立場でいるのは少々肩身が狭い。
ある日、大好きだった祖父の遺品整理の手伝いに「こっこ屋」と名乗る便利屋が、倭香の自宅へやってきた。ずいぶんかわいい社名だが、由来は別にかわいくもなんでもなく、同じ名古屋市内の狐坂に事務所を構えているから「黒狐」――つまり「こっこ」のなんでも屋、ということらしい。社長の黒木はすごいイケメンで、まだ若いけれど仕事もできる男だ。ところがわけあって一緒に行動するうちに、倭香はこの黒木のとんでもない秘密を偶然知ってしまう。そこで、秘密を絶対にバラさないという交換条件で「うちで雇ってやる」と黒木は告げ、求職中の倭香はずっと欲しかった「採用」の二文字につられて「こっこ屋」に入ることに。
なぜか人外ばかりの事務所に、たったひとり人間の社員として就職してしまったの勤務状況とは!?
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