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- 福の神
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大江戸閻魔帳 6
講談社文庫 ふー86ー6
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065261040
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大江戸閻魔帳 6
講談社文庫 ふー86ー6
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[BOOKデータベースより]
閻魔堂の中で、熱を出して倒れていた老人を介抱して、長屋に連れて帰った戯作者閻魔堂赤鬼こと青山麟太郎。その老人、目利きの彦六が来てから、金が次々入ってくるようになった麟太郎は、不忍池で別れを惜しむが、彦六の住まいは何者かに荒らされていた。心もあたたかくなる人情事件始末帳。
[日販商品データベースより]困った人は放ってはおけない。
閻魔堂に倒れていた爺さん、麟太郎の貧乏神か、福の神か。
心もあたたかくなる人情始末帳。
元浜町の閻魔長屋に住み、戯作者閻魔堂赤鬼の顔も持つ、南町奉行所も頼りにする青山麟太郎のもとに舞い込む四つの事件。
第一話 御贔屓
麟太郎の筆名に似せた閻魔堂青鬼という者が旗本屋敷の御家騒動を実名で描いた絵草紙を出し、騒動に。作者と疑われた麟太郎は、青鬼の正体をつきとめようとするが。
第二話 権兵衛
閻魔長屋の大工の女房おゆきが必死に閻魔堂に願をかけている。昔の悪い仲間に脅されているのか、もう五日も旦那が帰ってないという。おゆきを影のように護る謎の浪人、権兵衛とは。
第三話 福の神
閻魔堂の中で熱を出し倒れていた老人彦六を助けて以来、麟太郎は金が次々と舞い込み、ツキに恵まれた。いかにも貧乏神のような彦六は、麟太郎にとって福の神に思えたが。
第四話 御隠居
絵草紙が書けない麟太郎に、呉服屋の御隠居のお守りの仕事が。御隠居は老女で、片平祐馬という名の、二十年前、御家取り潰しに遭った御家人の倅の行方を捜していた。