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講談社学術文庫 2521
講談社 奥富敬之
点
古代においては天皇より、地名や職能、序列などを表すための姓が与えられた。明治新政府は徴税や徴兵の必要から戸籍制度を整えるべく、全国民に名字の名乗りを義務づけた。地名、階層、職制、家系など多岐にわたる要素を組み込み、それぞれが確かに何かを表現する名字。成り立ちと変遷をたどる詳細かつ壮大な考察で、側面から日本の歴史を通観する。
第1章 姓名は、天皇から賜わるもの(氏族をたばねた氏姓制度;天皇の権威を高めた賜姓;戸籍を軸にした律令体制;財政難が招いた臣籍降下;源平藤橘の意味)第2章 名字は自分から名乗るもの(史料で見る名字と苗字;公家の名字、武家の名字;惣領家の名字、庶子家の名字;頼朝による源姓の独占)第3章 姓名と名字の存続を決めるもの(賜姓によって行われる改姓;ときの権力によって左右される名字の存続;庶民が名字を名乗らなかった理由)第4章 実名の変遷(さまざまな実名;一族の絆を深める系字と通字;天皇の実名は使えない;一般庶民の名前)
一族の歴史と想いが込められているはずの「名字」は、古代から階層意識、職制、地名、出自などさまざまな要素を取り込みながら陰に陽に使われ続け、明治維新後に公称が義務化されるに至ったものである。氏姓制度、臣籍降下、律令制、源平合戦、惣領と庶子、幼名、通字、偏諱――名字の成立過程と変遷を通して日本の歴史を通観し、現代に続く起源を探ってゆく。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
古代においては天皇より、地名や職能、序列などを表すための姓が与えられた。明治新政府は徴税や徴兵の必要から戸籍制度を整えるべく、全国民に名字の名乗りを義務づけた。地名、階層、職制、家系など多岐にわたる要素を組み込み、それぞれが確かに何かを表現する名字。成り立ちと変遷をたどる詳細かつ壮大な考察で、側面から日本の歴史を通観する。
第1章 姓名は、天皇から賜わるもの(氏族をたばねた氏姓制度;天皇の権威を高めた賜姓;戸籍を軸にした律令体制;財政難が招いた臣籍降下;源平藤橘の意味)
[日販商品データベースより]第2章 名字は自分から名乗るもの(史料で見る名字と苗字;公家の名字、武家の名字;惣領家の名字、庶子家の名字;頼朝による源姓の独占)
第3章 姓名と名字の存続を決めるもの(賜姓によって行われる改姓;ときの権力によって左右される名字の存続;庶民が名字を名乗らなかった理由)
第4章 実名の変遷(さまざまな実名;一族の絆を深める系字と通字;天皇の実名は使えない;一般庶民の名前)
一族の歴史と想いが込められているはずの「名字」は、古代から階層意識、職制、地名、出自などさまざまな要素を取り込みながら陰に陽に使われ続け、明治維新後に公称が義務化されるに至ったものである。氏姓制度、臣籍降下、律令制、源平合戦、惣領と庶子、幼名、通字、偏諱――名字の成立過程と変遷を通して日本の歴史を通観し、現代に続く起源を探ってゆく。