
- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- 震える舌
-
講談社文芸文庫 みE3
講談社
三木卓
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2010年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062901086


この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
その果てを知らず
-
眉村卓
価格:880円(本体800円+税)
【2024年10月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
平和な家庭でのいつもの風景の中に忍び込む、ある予兆。それは幼い娘の、いつもと違う行動だった。やがて、その予感は、激しい発作として表れる。“破傷風”に罹った娘の想像を絶する病いと、疲労困憊し感染への恐怖に取りつかれる夫婦―。平穏な日常から不条理な災厄に襲われた崇高な人間ドラマを、見事に描いた衝撃作。
[日販商品データベースより]その予感は娘の発作で始まった。極限の恐怖に誘われる衝撃の作品ーー平和な家庭での、いつもの風景の中に忍び込む、ある予兆。それは、幼い娘の、いつもと違う行動だった。やがて、その予感は、激しい発作として表れる。<破傷風>に罹った娘の想像を絶する病いと、疲労困憊し感染への恐怖に取りつかれる夫婦。平穏な日常から不条理な災厄に襲われた崇高な人間ドラマを、見事に描いた衝撃作。
◎距離が伸びる時には父親として病気に向き合い、距離が縮む時、一人の人間として感染症の恐怖に怯える中で語られる心の葛藤は、医学小説のそれではなく、もちろん恐怖小説のものでもなく、強いて言うなら、極めて純粋な戦記文学を読んでいる印象です。確かに、今まで読んだ全ての小説の中で、病棟という「戦場」の真実がここまで正確に描かれた作品を知りません。<石黒達昌「解説」より>