- 広重
-
ジャパノロジー・コレクション
角川文庫 角川ソフィア文庫 J500ー14
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2017年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044001766
[BOOKデータベースより]
国内外でもっとも知名度の高い浮世絵師の一人、歌川広重。遠近法を駆使した卓越したリアリティー、四季の変化がもたらす風景の繊細な表情、鋭敏な色彩感覚。それらがあいまって生み出されるしみじみとした情趣感。幕末から現代にいたるまで、見る者の心をとらえて離さないその魅力を、「東海道五拾三次」「名所江戸百景」をはじめとする代表的作品とともに詳説。一般にはなじみのない美人画や肉筆画なども網羅。作品の全体像を俯瞰した、広重入門決定版。
第1章 広重の手法
第2章 街道もの
第3章 江戸名所
第4章 諸国名所
第5章 美人画と花鳥画
第6章 さまざまな画面形式
第7章 絵本と肉筆画
国内外でもっとも知名度の高い浮世絵師の一人、歌川広重。遠近法を駆使した卓越したリアリティー、四季の変化がもたらす風景の繊細な表情、鋭敏な色彩感覚。それらがあいまって生み出されるしみじみとした情趣感。幕末から現代にいたるまで、見る者の心をとらえて離さないその魅力を、「東海道五拾三次」「名所江戸百景」をはじめとする代表的作品とともに詳説。一般にはなじみのない美人画や狂歌絵本、肉筆画なども網羅。作品の全体像を俯瞰した、広重入門決定版。
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浮世絵の世界では、北斎は「彫り」広重は「摺り」と言われてきた。北斎は卓越したデッサンと動的な描線で造型的であり、広重は絢爛たる色あわせを重んじる色彩重視という。
著者は、両者を比較し、リアリティ志向の強弱もあげている。北斎はリアリティより個性的で幾何学的造型を、広重は写真的な親しみを持てる日常空間を描き、江戸末期の大衆社会では広重に人気が集まったと指摘。広重の魅力を数多くの名作を紹介しながら解説する。広重一人だけにフォーカスした入門書として貴重な1冊。